同じ市内 引越しに熟考を求められる

何故だか、無性に同じ市内 引越しを希望。え?意味不明?勿論自分も。

あ、学校で酷く苛めに遭っており、転向すべく余所へとか、嫌な犬や人が近所に等と、鬱な理由でもなく、純粋に場所を変えたい、それだけ。

思えば私、我が家はずっと変わらぬ。生まれた時から今まで、延々と同じ場所に住み、生活中。いわば、地元同様。こん場所こそ、土地が運命共同体同然。

けれど、結構飽きる…。別に地元だからってー、ご近所付きあいが盛んや、商店街を通れば、お店の人が挨拶がてら、サービスに何かくれる等、そんな漫画めいた展開は一度もありません。

あれこそ虚構、嘘っぱち。バイトやパート居ねーのかよ!全部自営業?ま、そんな訳で?同じ市内 引越しを希望。

「何故、近い?遠くは?」パパが尋ね返す。そりゃ…、遠くは超不安。同じ市内 引越しの方が気楽。

「ふぅ、そんなワガママで幾ら金がとぶ?冗談じゃねー。物事を熟考の上、相談せよ」同じ市内 引越しぐらい良いじゃんかよ、ケチ。